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DJ-X8検波出力取り出し

今までKG-AISの受信には
10kHz IF信号を使うのが一番良い
っと思っているワタクシでありますが、
しかしダウンコンバーターを用意(自作)するのは
なかなか敷居が高いと思います。
そこで検波出力を使う方法で
どこまで低コストで効率的にデコードできるか
ということを検討してみました。

検波出力は、基本的には
無線機についている9600bpsパケット通信用の
端子を使うのですが、
私のこれまでの実験から、
どの無線機でも、あまり結果は芳しくありません。。。
そこで直接、検波出力を取り出す改造方法を
考えてみました。

試験機はアルインコのコンパクトレシーバDJ-X8。
以前にも450kHz IF信号の取り出し改造を行いましたが、
今回は450kHz IFの取り出しの代わりに
検波出力を取り出してみます。
とりあえず電池カバー内のネジと本体上面のネジを取り、
背面カバーを外します。
DSC_0112.jpg
すでに一番上にある基板の、もっとも大きいICが
FM検波ICです。ここから検波出力を取り出します。
しかしイヤホンジャックから信号を出力するには、
さらに分解する必要があります。
そこでダイヤルとアンテナコネクタをとめている特殊ナットをとり、
基板を止めている黒いネジを取ります。
ここで基板を取り出すのですが、
バーアンテナが邪魔をするので、両面テープでついているだけなので
とりあえず一旦外します。この際、断線に注意してください。
基板下を少し浮かせ、基板を斜め下に滑らせると外せます。
さらに取り出した基板を分離するため、
LCDのある基板で、LCD側にあるネジをとり、
LCD基板と高周波基板を分離します。
で、結果的に改造した結果がこちら。
DSC_0121.jpg
FM検波ICからは、12ピンの右に伸びている先にある
抵抗のところから線を取り出します。
DSC_0123.jpg
取り出した信号はイヤホン端子から取り出せるように、
LCD基板裏にあるスピーカ配線の周辺回路をいじります。
2070と記載のある8ピンのICの右側にある、
タンタルコンデンサを、+端子だけつなげるようにして
90度下へ回します。この際、下に空いているランドがあるので
つながらないように気をつけます。
このタンタルコンデンサのマイナス側に、
スピーカの赤線をつなげます。
さらに、タンタルコンデンサのマイナス端子がついていた
ランドに取り出した信号の線をハンダづけします。
DSC_0125.jpg
これで配線は完了。元に戻します。
イヤホン端子のセンターピンから検波出力が出ます。
イヤホンは使えなくなりますが、スピーカは鳴ります。
クローンも通常どうりに使えます。

さて、この改造で問題なのは、
信号をICやその周辺回路から直接取り出しているため、
直流成分が含まれていることです。
接続するサウンドカードの入力端子の
直流抵抗成分が低かったり、
ましてや入力端子から電圧がでていたら
最悪サウンドカードや無線機を壊す可能性があります。
基本的にはサウンドカードの入力はACカップリングされているので、
このような問題はないと思いますが、確認する必要はあります。
まず、電圧がでていないかテスターで電圧を測ります。
続いて直流抵抗を測ります。
私が使っているサウンドブラスターのAudigy 2 ZS DigitalのLin Inでは、
電圧は出ていませんでしたが
直流抵抗が22kΩほどありました。
ただ22kΩはなかなか高い値なので、
問題ないと判断してそのまま接続します。
電圧がでていたり直流抵抗が低い場合は、
途中にコンデンサを入れたいところですが、
途中にコンデンサを入れると信号が劣化してしまいますので、
これは極力避けたいところです。

で、結果はこちら。
dj-x8m.png
これはアイパターンと呼ばれる、
デジタル復調の品質を見る方法です。
比較のために、IC-R8500のIF復調と
検波出力端子による復調の結果も取ってみました。
信号源は同じ基地局からの、実際に受信した信号です。
(もちろんアンテナは同じものです)
アイパターンは、
図中に示した黄色の線で示す幅が大きいほど、
ノイズが少なく良好に受信できていることを示します。
また上の赤い矢印は信号の劣化具合を示し、
矢印が長いほど劣化が大きいです。
これを見ると、、やはり一番は10kHzのIF信号を使った受信方法でした。
しかしIC-R8500の検波出力を使った復調方法では、
なんとDJ-X8から取り出した方が
劣化が少なく良好に受信できていることがわかりました。
これは恐らく極力コンデンサを使用しなかったことで、
信号の劣化を防ぐことができたからと思われます。

結果的に、改造は必要ですが、
コンパクトタイプの受信機でも
充分にAISの受信が可能であることがわかりました。
検波出力端子があるが結果が芳しくない無線機でも、
同様の方法でICから直接検波出力を得ることで
デコード性能を向上させることができるかもしれません。

AISのデコードはなかなか難しい面もありますが、
しかしそれを克服することも、
楽しさの一つかもしれません。
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KG-AIS | コメント:1 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

最近難しい、話で私には、全く理解できません困ったなー!!
KGさんが楽しみながらやられてるのは、スゴイです!!
KG-HFDLは、色んな楽しみ方があって飽きないです、今夜も限界まで楽しみます。(限界は、低いですが!)
頑張って下さい。
2009-06-12 Fri 23:48 | URL | 123.9 [ 編集]

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